旧 ガス化部会
目的
石炭や重質油のみならず廃棄物などの幅広い対象物のガス化に関心のある国内の研究者の相互交流を図るとともに、研究関連の情報の収集、発信を行う。
部会活動
1.国内外の研究開発状況について情報を収集するとともに発信する機会
を設ける。
・数名の講師を招き、部会員を主体とした勉強会を開催する(年1回) ・国内外の研究者による講演会を開催する(年1回)。 ・ガス化に関する国内の主要な設備の見学会を実施する(年1回) 2.その他
|
メンバー
原則としてエネルギー学会員(この機会にエネルギー学会へのご入会をお勧め致します。)
お知らせ
現在、告知事項はございません。
三部会シンポジウム
例年、6月にリサイクル部会・バイオマス部会と合同でシンポジウムを開催いたしております。
今年度は
―化石燃料代替に関するエネルギー有効利用技術の最新動向―
と題して、5件のご講演をお願いいたしました。
詳細は以下のファイルをごらんください。
ガス化とは
ガス化とは、固体や液体(石炭・廃棄物・バイオマス・重質油)をガス状の成分(一酸化炭素・水素・二酸化炭素・メタン・HCs)に変換する技術です。
固体や液体をガス上の物質に変換することによって
1. 石炭や廃棄物、バイオマス・重質油等からメタノールや合成ガソリン・軽油を製造することができます。
2.高効率発電が可能となります。
3.褐炭・亜炭等、灰の融点の低い石炭を使用することが可能
どうやってガス状物質に変換するの?
ガス化剤と呼ばれる、空気、酸素、水蒸気、二酸化炭素を使って、主として以下に示す化学反応を促進させることにより水素・一酸化炭素・メタンを主成分とする可燃性ガスを製造します。
Ca HbOc → CO + CO2 + H2O + HCs
(熱分解反応)
C + 1/2O2 → CO
(部分酸化反応)
C + H2O → CO + H2
(水性ガス化反応)
CO + H2O → CO2 + H2
(シフト反応)
C + CO2 → 2CO
(発生炉ガス化反応)
C + 2H2 → CH4
(水添ガス化反応)
(熱分解反応)
C + 1/2O2 → CO
(部分酸化反応)
C + H2O → CO + H2
(水性ガス化反応)
CO + H2O → CO2 + H2
(シフト反応)
C + CO2 → 2CO
(発生炉ガス化反応)
C + 2H2 → CH4
(水添ガス化反応)