異なる分野の技術や考え方の思いがけない組み合わせからイノベーションが生まれることがあります。今回のRGB（Recycle/Gasification/Biomass）シンポジウムでは、新しい組み合わせから生まれた革新的技術を提案されている3名の講師の方に講演をお願いいたしました。1件目は反応副生成物を触媒や抽出溶媒、熱源として活用・組み合わせることで地産地消型小規模プロセスにおけるエネルギー効率・経済性の改善を実現したご研究、2件目はCO2回収とLNG冷熱を組み合わせることにより実現した高効率回収技術に関するご研究、3件目はバイオディーゼル合成にイオン交換樹脂を触媒や吸着剤として組み合わせることにより高効率可を実現したご研究の講演をお願いしています。
　当日は技術面の解説・展望とともに、革新的アイディアが生み出されたきっかけや、日本のエネルギー・環境分野の研究のあるべき姿についても、講師の方から忌憚ないご意見をいただく予定です。どうぞ振るってご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。