[アンケート結果概要]

●様々の異なったエネルギーからの選択について、メリットを比較できるようになることへの要望が増加している。これは、現在進行中の、原子力、電気暖房、熱や電気エネルギーによる廃熱発電、廃熱利用、別の新たな又は再利用できるエネルギー資源に関する討論やエネルギー生産とエネルギー管理の間の最適なバランスの確立に関しての審議の中でも見受けられる重要な問題である。

●経済的な比較は、燃料、設備の将来の価格や為替レートに敏感であるため、エネルギーの値段における分析が多くの場合唯一の比較手段となる。しかしながら、今までは、Energy Systemsを記述するために用いられる基本的概念や定義が全世界共通的なものでなかったために、そのような分析は行われずにいた。また、たとえそのような基本的概念や定義が産業の個々の分野において確立されたとしても、それらは分野ごとで異なってしまう。

●この問題は、解釈の相違から間違った決定を導いたり、多くの必要な決定を後回しにしたりというような重要な財政上の損失をもたらしている。このため、このような基本的概念及び定義、比較のための基準を求めるための方法への差し迫った要望が生じている。

●一方、全世界的に自然環境保護への関心も高まっており、その観点から見ると異なった産出物、過程についての全エネルギー消費額が重要な要素の1つである。このため、産出物、過程についてのエネルギーに関する定義の標準化への要望が急速に高まっている。