[TC203の概要]


<TC設立のいきさつ>
●1985年:ISO/TAG 3 (エネルギー資源と管理)はISO参加国に対しアンケート実施。
●1986年:その結果を公表。ISO参加国内においてEnergy Balanceの分野における国際標準化を進めることに対する要望と関心があることが指摘された。
●1991年:当初は、参加国内において本分野に関する審議について幹事国を引き受ける国は無かったが、スウェーデンが幹事国引き受けの意向を示したので、ISO/TBは、ISO/TC 203(Energy Technical Systemsを設立し、スウェーデンを幹事国とすることを決定した。
●1991年4月19日:技術エネルギーシステムの新TC化提案(ISO加盟国の提案)
●1991年7月19日:日本は、新TC設置の支持及び参加を表明

Pメンバー
(スタート時点)−ドイツ、日本、ノルウェー、ロシア、スイス、トルコ
(2007.11.24時点)- ドイツ、日本、イラン、韓国、ロシア、スウェーデン、スイス、ウクライナ

Oメンバー
(スタート時点)−オーストラリア、ベルギー、ブラジル、チリ、中国、チェコ、エジプト、フランス、アイルランド、イタリア、韓国、マレーシア、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、南アフリカ、スペイン、英国、米国
(2007.11.24時点)−アルゼンチン、オーストリア、ベルギー、チリ、中国、キューバ、チェコ、エジプト、フランス、ハンガリー、アイルランド、イタリア、マレーシア、オランダ、フィリピン、ルーマニア、スロバキア、スペイン、トルコ、英国、米国

●1992年5月18日〜19日:第1回TC203国際会議(ストックホルム)


<TCの業務範囲>

技術エネルギーシステムに関する基本概念及び定義・記述・分析・比較方法の標準化。
●エネルギーバランスの標準化


<幹事国>
 
スウェーデン


<体制>
 
TC203の下に下記WGを置きISO化を進める。

   WG1:Energyware (conv.Swiss)
      CD 13600 Basic concepts
   WG2:Structures for analysis (conv.Sweden)
      CD 13601 Structure for analysis - energyware supply and demand sectors
   WG3:Methods for analysis (conv.Swiss)
      CD 13602-2 Methods for analysis -
         Part 2:Weighting and aggregation of energywares
      CD 13602-1 Methods for analysis -

         Part 1:General



[国内委員会の活動]

●ISO 13600 シリーズの国際規格化に向け1991年(平成3年)に設立したISO/TC 203(Energy Technical Systems)(幹事国:スウェーデン)の活動に対し、日本は当時の工業技術院標準部国際規格課が対応。委員国であるがエキスパートを登録せず、国際会議は不参加の状態が続いた。
●1996年(平成8年)1月31日付けで日本工業標準調査会からのISO/TC203国内審議団体の募集があり、日本エネルギー学会(当時会長中村悦郎氏)が引き受けることを申請(2/28)。3月5日付けの承認通知を受け、国内委員会(委員長-土方邦夫氏(東工大))を発足した。
●1997年(平成9年)5月に委員長土方邦夫氏が逝去され、後任を西尾茂文氏(東京大学)にお願いした。2001年(平成13年)末までISO 13600〜13602-2の案文の評価検討作業、審議を行い、事務局(スウェーデン)に回答してきた。
●2005年3月、事務局(スウェーデン)より最終案件ISO 13602-2 の審議文書(DIS)(提出期限:8/15)が届き、以降、稲葉敦氏を委員長とする体制で対応、2008年1月からは、下記新体制で対応する。
 
委員長 稲葉 敦 (独)産業技術総合研究所安全科学研究部門
委員 宇郷 良介 日本電気(株)CSR推進本部 環境推進部
委員 瀬戸口泰史 みずほ情報総研(株)環境・資源エネルギー部
委員 加賀城俊正 (社)日本ガス協会 環境部 部長
委員 鵜沢 政晴 (社)日本鉄鋼連盟 技術・環境本部
関係者 田中 康裕 経済産業省産業技術環境局 基準認証ユニット産業基盤標準化推進室
事務局 板橋 重幸 (社)日本エネルギー学会



[直近の対応]

ISO/DIS 13602-2 Technical energy systems −Methods for Analysis
        −Part2:Weighting and aggregation and of  energywares
ISO/FDIS 13602-2
への対応

2005.6.27:国内委員会開催
  ・
ISO/DIS 13602-2(投票期限−2005.8.15)の内容の確認
●2005.8.10:
ISO/DIS 13602-2 に対して投票
  ・
コメント付反対で投票。条件は下記の通り。
     ○ANNEX
にあげられている例示に無理がある。
       Normative
imformative にすることが必要。
●2005.11.22 :
ISO/FDIS 13602-2 に対する再投票依頼が入電
●2006.1.24: ISO/FDIS 13602-2 に対して投票
  ・コメント付賛成で回答。条件は下記の通り。
            ○本文中がHHVベースであるのに対してAnnexではLHV ベースである
          →本文中にあわせ、HHVベースとすべき。
            ○Annex Bの各種参照値の出所が不明。出典、根拠を明記すべき。
●2006.4.3: 中央事務局より投票集計結果の通知
   ・反対はゼロでコメント付き賛成は2件(日本、スウェーデン)。
   ・FINAL DRAFT は未修正の状態である。
●2006.7.11:新標準-ISO13603:Technical energy systems−Methodology for Energy Statistics and Forecasting について
   ・中央事務局より新標準-ISO13603 の発行作業の開始に対する賛否の回答依頼あり。
   ・内容はエネルギー統計の表の作り方
●2006.7.30:新標準-ISO13603に対し回答
  ・新企画の作成作業を開始することに反対。
  ・ただし、作業を開始するなら、積極的に参加する。
●2007.10.16:ISO13602-1に対する定期見直し(SR)の投票依頼あり。
●2008.2.28:ISO13602-1の定期見直しに対し回答。
  ・取り消しで回答。ISO13602-1を利用する計画はないため、必要なし。


[ISO13600シリーズ]
  Technical energy systems

●ISO 13600:1997,−Basic concepts, Technical Corrigendum1
●ISO 13601:1998,−Structure for analysis−Energyware supply and demand sectors
●ISO 13602-1: 2006, - Methods for analysis - Part 1: General
●ISO 13602-2: 2005, - Methods for analysis - Part 2: Weighting and aggregation of energywares